六本木ヒルズ展望台 東京シティビューがプロデュースする昨年オープンした六本木ヒルズ森タワー52階の小展示スペース「東京カルチャーリサーチ」にて、2019年9月20日(金)から10月20日(日)まで開催されるSeihoさんが手がける展示「霖雨 りん-う」の制作協力をいたしました。
画面上の地図をくる指が、ふと滑って
海の青だけが映し出された
私はいまにも足下から
崩れていってしまいそうな気がした
慌ててもとに戻そうとするけれど
いくらスクロールしても
ただ海の青が現れるばかりで
顔も上げられないまま
ゆっくりと、くずれていく
Seihoが中心となって立ち上げた、様々なクリエイターやアーティストと共に
表現を追求するプロジェクト”靉靆 あいたい”。
2019年3月15日に公演場所非公開で行われたにも関わらず、満員御礼となった初演「靉靆 あい-たい」に続き、
同年6月15日に文化庁メディア芸術祭と、Yahoo! JAPANのWebメディア
「FQ(Future Questions)」がコラボレーションしたイベント
<Future Questions SESSIONS ~アートから見る未来とは~>にて行われた「雲霓 うん-げい」。
今回開催される「霖雨 りん-う」は、今もなお成長し続ける「靉靆」「雲霓」公演の記録に加え、
Seiho、KOURYOU、TAKAO IWASAWA、Yohsuke Chiai、森崎進、工藤雄一らと共に
新たな意思が創造された作品になっており、
都市に生きる私たちに、時間と向き合う空間を与えてくれる。
【概要】
■会期:2019年9月20日(金) – 2019年10月20日(日)
■場所:東京カルチャーリサーチ(六本木ヒルズ森タワー52階 THE SUN & MOON 内の小展示スペース)
■開館時間: 10:00 – 22:00
■参加料:無料
※ ただし、展望台への入館料(一般1,800円他)が必要です。
※ 3階チケットカウンターで参加券をご提示の上、
展望台の入場券と引き換え後、52階受付までお越しください。
【各クリエイタープロフィール】
■Seiho
大阪出身のアーティスト/プロデューサー/DJ。
米 Pitchfork や米 FADER など多くの海外メディアからのアテンションを受けながら、
LOW END THEORY、SXSWといった海外主要イベントへも出演。
国内外問わずアーティストのプロデュースやリミックスを手がける他、
ファッションショーや展覧会などの空間音楽、映像作品の音楽プロデュースも行う。
自身でもインスタレーション作品を発表するなど、音楽家の垣根を超え、表現の可能性を追求している。
公式Instagram:https://www.instagram.com/seiho777/
公式Twitter:https://twitter.com/seiho777
公式HP:http://seihooo.com/
■森崎進
文筆家。1987年大阪生まれ。
2019年、Seiho主宰のプロジェクト「靉靆」「雲霓」に文章で参加。
■KOURYOU
1983年生まれ、福岡県出身。
2008年から「クリックスピリット」というウェブサイトを開設、運営。
2013年に『であ、しゅとるぅむ』展への出品で注目され、その後カオス*ラウンジやパープルームの企画に参加。
2014年に「パープルームHP」、2016年に「いわき伝説ノート-キツネ事件簿-」を開設。
2017年に「潮目文化共創都市づくり」(福島県いわき市)のイメージ作品を担当。
2019年にVOCA展2019へ出品、瀬戸内国際芸術祭2019招待展示。
サイトやゲーム制作、それと行き来しながら制作する設計地図のような絵画、立体模型、インスタレーション作品などを発表している。
■TAKAO IWASAWA (The VOICE)
1984 年神奈川県生まれ。イイノスタジオ入社後、玉川 竜氏に師事。 2014 年独立。
2017 年 The VOICE MANAGEMENT に所属。
主に雑誌やポートレート、音楽、広告などの分野で活動中。
HP: https://www.thevoice.jp/takao-iwasawa/
Instagram: https://www.instagram.com/takaoiwasawa/
■Yohsuke Chiai (CEKAI)
映像デザイナー / 映像作家
1990年生まれ。ビジュアルディベロップメントとモーションデザインを軸に、劇場作品オープニングや劇中アートワーク、インスタレーションにおけるビジュアル設計や演出システムなどを制作。代表作に『龍の歯医者』OP、MIZKAN MUSEUM『時の蔵』Animationなど。
■︎工藤雄一(Qetic)
アートディレクター / フロントエンドエンジニア
2009年「News Media Qetic」の立ち上げより、メディアサイトの構築を手がける。時代に先駆けてオウンドメディアのUI/UX、スキームの開発構築を行い、現在自社のメディアサイト以外に大企業のメディアやブランドサイトのアートディレクションからフロントエンド、バックエンドまでを担う。また、独自のデータ解析をもとに実験的なウェブ表現をデザインに落とし込んだ作品を制作している。
HP : https://qetic.jp/
■主催
東京カルチャーリサーチ
■企画
Seiho
■協力
比留間太一
株式会社ツドイ
Qetic Inc.
つむら工芸